こんにちは!ぽん太です。
今回は今年本厄の私が立木山へ行ってきました!なので、その立木山とはどういったところなのか、どういった御利益があるのかをお伝えしたいと思います。
立木観音
俗に言う立木山とは、滋賀県の大津市にある瀬田川に面してそびえ立つ立木山(標高305m)にある約800段の石段を登ったとろにある 立木観音 立木山安養寺 をさします。
弘法大師が1200年前に刻まれた聖観世音菩薩がお祀りされていおり、厄除けで有名なお寺です。
厄除けで有名な訳
詳しい話ははしょりますが、むかし弘法大師がとある不思議な体験をされたのがこの場所で、丁度42歳の厄年に当たっていたので、人々の厄難厄病を救おうと心願を込めて御刻みになった等身大の聖観世音菩薩がおられるからです。
その他のご利益
厄除け以外にも以下のようなご利益があるとされています。
家内安全、子宝成就、安産祈願、交通安全、心願成就、学業成就、合格祈願、健康長寿、良縁成就、子供祈願、病気平癒、その他お願い。
お参りの方法
お参りするためにまずは試練です(笑)
上の写真の石段約800段を登ります。最初は段差も少し高めでほんの少し登るだけで最後まで登れるか心配になりますが、途中から段差はそれほどの高さでもなくなるので大丈夫です。登れます!だいたい20分あれば登れるかと思いますよ。運動不足の方は2日後筋肉痛になりますので帰ってから湿布を購入しておくことをお勧めします(笑)
石段を登る途中に石柱や祠などがいくつかありますので、ゆっくり辺りを見ながら登ってもいいかと思いますよ。
お疲れさまです。石段を登り終えるとひとまずは御茶所で休憩してください。ここでは観音様のおさがりらしいですが、お茶・昆布茶・ゆず湯がいただけます。私が行ったこの日は新型コロナの影響もあり、おさがりはいただけませんでした。
言い忘れましたが現在新型コロナの影響がある為、境内は石段以外はマスクと手指のアルコール消毒をお願いされていますので、ご協力お願いします。
さて、疲れが取れたらまず手水で身と心を清めましょう。
参拝順路ですが、絶対という決まりはないそうですが一応まとめてみました。
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古い御符や御守りが有れば入口直ぐの納所に納める。 -
そのすぐ裏にある弘法大師と白い雄鹿の銅像にお参り。 -
そのまま左手にある受付で御祈願や御守り、御朱印等をお願いします。(自分はここを最後にしました。) -
そのまま進むと観音堂の正面です。お線香とろうそくをお供えして手を合わせてお辞儀をします。お寺なので拍手を打つ必要はないですよ。 ごめんなさい。本堂は撮れなかったです。 -
深くお辞儀をしたら後ろを向きましょう、そこには願い事を書く受納所があります。 -
先へ進むと分¥かれ道になります。観音堂の建物沿いに右の方へ行きます。狭い道なので気付かない方が多いのですが観音堂のお裏になりこちらからも拝みます。 -
先ほどの分かれ道のところに宝篋印塔(ほうきょういんとう)という経典が納められている党があります。 -
次は、左方向へ進んでいきましょう。するとそこに鐘があります。 厄除けの鐘です。厄を払う気持ちで一つき。
※現在新型コロナの影響で鐘はつけなくなっています。
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さらに進んでいくと、少し小さめの建物がみえてきます。 奥之院です。立木山をお護りしている道了権現大菩薩がまつってあるのでここもお参りしておきましょう。厄除けのご加護を受けることができるそうです。
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最後に聖徳太子の2歳像です。本来は子供の成長と健康を祈りながら横にある太鼓をたたくのですが、聖徳太子像がピカピカに剥げているいるところがあるので皆さん撫でているのでしょうね。 ※ここも現在は太鼓と触れることはできません。
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お疲れさまでした。
本当はこのお参りが一通り終わってから御茶所で休憩するらしいですが、たぶん石段登ってきた時点でバテていると思いますのでお参り前に休憩を取りました。
自分が受付を最後にしたのは、今年本厄だったので厄除け祈願をするために来たのですが、それを真っ先にお願いするのはどうかと思いお参りした後にしました。
厄年早見表
立木山の厄年は数え年で、生まれてすぐを1歳として1月1日でひとつ年をとる計算でみます。早見表を見て前厄や後厄にあたる方もぜひ立木山へいってみてください。
ちなみに厄除け祈願は3種類あります。
- 普通祈願 3,000円
- 特別祈願 5,000円
- 特別大祈願 8,000円
どれを選んでもいいですよ、金額でご利益に違いがあるわけではないでしょうから。あくまであなたのお気持ちだと思います。
最後に
自分はここに来るのが2回目なのですが、ここにきて気持ちがいいなと思ったことがあります。それは、他の場所ではあまりないかと思うのですが、石段を登っていくとお参りを済ませて降りてくる人たちのほとんどが「こんにちは」と声をかけてくれるのです。挨拶だけなのですが、石段を登っていく励みになるようでとても気持ちがよかったです。
お参り中も山の中の自然を歩くのでキノコなど発見したりできますよ。健康のために定期的にここを登ってくる人もいます。なぜかここはお寺に来る、というよりも近所に散歩をしに来ている感覚になってしまいます。
ぜひ皆さんもいちど行ってみてください。どういうことかわかってもらえると思います。
あと、帰るときも登ってきた石段を下りていくことになるのですが、雨などが降っていると滑りやすくとても危険なので気を付けて帰ってください。
この記事が参考になれば幸いです。それではまた。
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